ACF全国アマチュア室内楽フェスティバル

過去のプログラム

ACF 全国アマチュア室内楽フェスティバル2019

舞台はサントリーホール
フェスティバルの主役はあなたです!

音楽を、そして室内楽を愛する皆さんのためのフェスティバルとして
1988年に東京・御茶ノ水のカザルスホールにて産声をあげた≪ACF≫。
今回も全国のアンサンブルから、沢山のご応募をいただきました。

音と音を合わせたときの感動、目配せをし、音楽で対話する楽しさ、
そんなアンサンブルの喜びを、どの団体も持ち合わせています。

客席がステージを囲むような配置で、
アンサンブルを演奏者も聴衆も楽しむ!
私たちはそんなコンサートを目指しています。

フェスティバルの主役は、あなたです!

2019年2月16日(土)16:00

会場:サントリーホール ブルーローズ

[司会]
朝岡 聡(コンサート・ソムリエ)
安田佑子(アナウンサー/作詞&訳詞家)

[選考委員]
古部賢一(新日本フィルハーモニー交響楽団 首席オーボエ奏者) 
富岡廉太郎(ウェールズ弦楽四重奏団・読売日本交響楽団 首席チェロ奏者) 

〔第1部〕

ワクワク String Orchestra 清真学園(茨城/弦楽合奏)
涌田陽菜/米川真悠/小林史華/櫻井紗彩(Vn)小沼恵里花/内野萌音(Va)
佐藤花音/谷藤雅規(Vc)五月女萌愛(Cb)
♪ラター:弦楽の為の組曲 より Ⅰ
「ワクワクするような演奏を届けたい!」そんな想いで集まった清真学園 音楽部のメンバーによる弦楽アンサンブル。音楽部での活動はもちろん、練習の後にピアノを囲んでのお喋り、毎月のお食事会など、まさに音楽とともに青春を送っています。今日はACFの舞台で、コンミス「わくちゃん」率いる私たちがわくわくするような演奏を届けます!

カルテット野ばら(新潟/弦楽四重奏)
仲納林省三/木下俊郎(Vn)小林曻治(Va)生駒太志(Vc)
♪ホルスト(編曲:藤満 健):ジュピター
地域に根ざした花になれるように「野ばら」と名付けた弦楽四重奏団、新潟県三条市で2003年より活動を続けています。ACFには過去5回連続応募をするも出演には至らず、毎年選考委員の先生方からの丁寧で温かい講評をいただき、日々研鑽を積んできました。6回目の応募にして初の出演、何より楽しんで演奏できればと思います。

Quartet Colore with 彩(愛知/弦楽四重奏+Hr)
石川英樹/福島沙那歌(Vn)藤原 徹(Va)齋藤 仁(Vc)齋藤 彩(Hr)
♪ホフマイスター:ホルン五重奏
固定メンバーで弦楽四重奏を初めて7年目、2015年より4年連続ACFに出場させて頂きましたが、今回は弦楽器のように柔らかい響きのホルン奏者を迎え、ホフマイスターの五重奏曲に取り組みました。譜面は難しくないのになかなかまとまらない音楽、課題は「イメージの共有」。本番では一体感を磨いた我々の演奏を客席の皆様と共有できれば、アマチュアで音楽を楽しむ身としてはこれ以上の幸せはありません。

西千葉六重奏団(千葉/弦楽六重奏)
人見菜津子/田久保麻衣(Vn)鴨宮宗近/土山幸治(Va)
松田 優/田原伶子(Vc)
♪チャイコフスキー:弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」より
勉強より、生活より、オーケストラに勤しんだ大学時代。空きコマ、放課後、ときには夜中まで楽器を鳴らして語り合ったあのころ。そんな学生時代の仲間と卒業後に立ち上げたオーケストラも活動10年を迎えました。仲間の音に魅了され、今度はアンサンブルを結成。音楽が繋いでくれた歳も性格も違う私たち、それぞれの思いと思い出を胸に、ロシア音楽をめざしてイタリアに飛びます。

Ensemble Pousan(東京/木管五重奏+Pf)
吉田奏美(Fl)山下誠史(Ob)石田雄一(Fg)山上誠史(Hr)松川邦之(Cl)
小泉千明(Pf)
♪プーランク:ピアノと木管のための六重奏曲より
年齢、職業、そして性別もバラバラの私たちの共通点は「室内楽とプーランクをこよなく愛していること」。木管アンサンブル「レ・ヴァン・フランセ」のコンサートに感動したメンバーの呼びかけにより、この曲を演奏するために集まりました。メンバーからプーランクへの敬愛を込めて「Pousan(プーさん)」と名付けられたアンサンブル、楽しく、熱い、私たちなりの音楽をお聴きください。

〔第2部〕

KING Horn Sounds(大阪/ホルン四重奏)
赤松信治/石田智世/木下須美子/柳川浩一(Hr)
♪ハチャトゥリアン(コーチャー編):バレエ音楽「ガイーヌ」より『剣の舞』
私たちKING Horn Soundsは2012年に「ホルンだけでどこまで音楽を表現できるか」をコンセプトに結成されました。結成時の9人が同じキング社製の楽器を使用していたことから命名され、総勢20名ほどで活動中。今回はメンバーの中からホルンとお酒に熱い情熱を注ぐ4人が集まりました。この4人で音楽を作る楽しみはもちろん、貴重な時間の中、聴きに来ていただいたお客様とも一緒に楽しんで頂けるような演奏を目指します。

デュエット・セルゲイ(神奈川/ピアノ・チェロデュオ)
脇村 渉(Vc)中野裕介(Pf)
♪ラフマニノフ:チェロ・ソナタ より 第3楽章
はじまりは「一緒に演奏をしませんか?」のメッセージ。SNSに公開されたチェロの音色に魅了され、共演したいという気持ちから2人のアンサンブルは始まりました。共通の知り合いもいなければ、年齢も仕事も違う2人ですが、ともに演奏する中で音楽での対話から方向性の一致を感じています。アマチュアかプロかという垣根は関係なく、ただ、聴く人に何かを届けるために心をこめ「演」じて「奏」でられるよう、ブルーローズのステージに臨みます。

アラウダ・トリオ(東京/ピアノトリオ)
荒谷淳子(Pf)山根親志(Vn)荒谷 雄(Vc)
♪ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲 第8番より
大学時代のオーケストラの仲間と再び昨年からアンサンブルを組み始めました。平均年齢77歳という熟年トリオではありますが、長年培った感性で、各人の個性を発揮して、練習は厳しく、しかし、のびのびと楽しんで弾けるように努めています。人生100歳時代になり老化との戦いになりますが、若者に混ざって頑張っている姿を眼にして将来の励みにしていただければ嬉しく思います。

スーパーMLブラザーズ(群馬/ヴァイオリン・デュオ)
中村玲偉/中村尊智(Vn)
♪ヴィエニャフスキ:エチュードカプリースより
このアンサンブルは小学6年生の兄と小学4年生の弟による兄弟デュオです。僕たちは人の喜怒哀楽など様々な感情を音として表現し、演奏しています。2人の付き合いはもう10年、一緒に弾き始めてからは4年になりました。今回演奏する曲は、特に演奏者の個性が出る曲だと思っています。自分たちの個性を活かし「見ても聴いても楽しいデュオ」の演奏を目指します。

Clarinet Ensemble美魅(東京/クラリネット三重奏)
高野裕美(Cl&Pf)氷室綺純(Cl)小松 茜(Bs.Cl)
♪MICINA:REFLECTION
私達のアンサンブルは、聞いて楽しむだけでなく視覚的にも音楽を感じられる「魅せる音楽」を目標にしています。作曲家・クラリネット奏者MINCIAさんの曲を演奏したい!という共通の話題からアンサンブルを結成、今回はその
MICINAさんにACF用の曲を書いていただくことが叶いました。皆さんの心に、そして記憶に残る演奏ができるよう頑張ります!

浜松サクソフォンクラブ(静岡/サックス十重奏)
早川敏秋/杉山麻衣(S.Sax)梅野元気/東野 真/田辺 元/赤松昌人(A.Sax)
柴田知宏/松島 唯(T.Sax)佐藤 顕/土屋貴義(B.Sax)
♪矢代秋雄:古典組曲より
音楽のまち浜松のサクソフォン愛好家団体。4人で始めた月1回の定例会から28年、演奏会を開くことを目的にせず「楽しく吹くこと」をコンセプトに月1回の活動を続け、今では市内はもちろん東海近県からもメンバーが集まり交流を続けています。参加メンバーの年齢は10代から60代、楽器歴も10年程度から50年弱までと「幅広い」ことが特徴のアンサンブルです。今回は大編成で参加、初のサントリーホールのステージを楽しんで吹きたいと思います!
'
ローレル・クインテット(東京/ピアノ五重奏)
★ACF2018聴衆賞・オーディエンスアワード受賞
飯島聡太朗/木下陽香(Vn)野村直子(Va)Jeffrey White(Vc)
岡本沙矢子(Pf)
♪バルトーク:ピアノ五重奏曲より 第4楽章
国籍も音楽的な背景も異なる私たちは、練習で「どのような表現をしたいのか」とか「どのように弾きたいのか」を音で表そうとするときにはあらゆる手段でやり取りを重ねています。日本語だけでなく英語や、歌も比喩も用いてのやり取りからは気付きが多く、よりよい音楽を求めていく作業は私達全員を惹きつけて離しません。今日はこのバルトークの五重奏の楽しさ、素晴らしさを皆さんとも分かち合えればと願っています。

◇主催:テレビマンユニオン 
◇協賛:サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン
    ジュニア・フィルハーモニック・オーケストラ
    新日本フィルハーモニー交響楽団/日本フィルハーモニー交響楽団
    ミューザ川崎シンフォニーホール/MUSISION

top