ヴォーチェ弦楽四重奏団 Quatuor Voce 
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サラ・デイヤン

ヴァイオリン (右)
Sarah Dayan   violin  
セシル・ルーバン ヴァイオリン

(左から2番目)

Cecile Roubin violin  

ギヨーム・ベケール

ヴィオラ (右から2番目)
Guilaume Becker viola   
ジュリアン・ドゥコワン チェロ (左)
Julien Decoin cello  
 
 


2004年パリ国立高等音楽院の卒業生により結成。2005年第8回クレモナ国際弦楽四重奏コンクール第3位、フランスのノルマンディー地方で開催された『フォーラム・ミュージカル・ド・ノルマンディー』コンクール優勝、併せてドビュッシーの演奏に対して<音楽の遺産賞>を授与される。2006年第61回ジュネーヴ国際音楽コンクールで最高位(2位)。今年は第3回ヨーゼフ・ハイドン国際室内楽コンクール(ウィーン)第3位入賞。今夏開催の第5回ボルドー弦楽四重奏国際コンクールにおいては、現代音楽作品の優れた演奏に対して<SACEM賞>と、モーツァルトの優れた演奏に対して<セルゲ・デン・アレント賞>を授与された。

結成直後よりフランス内外の音楽祭やコンサートで演奏。ディヴォンヌの室内楽音楽祭、ランスの『フラヌリー・ミュージカル(音楽のそぞろ歩き)』、ウィーンのコンツェルトハウス、ボルドーの大劇場、クレモナの劇場、そしてパリのモガドール劇場およびメゾン・ド・ラ・ラジオ(放送局付属のコンサートホール)等が挙げられる。また、テオドール・コマン、ミゲル・ダ・シルヴァ、ティエリ・エスケシュ、ジャン=フランソワ・ズィゲルといった演奏家、あるいは、FJ2D、H20、ラクリメなどのアンサンブルと共演している。

ラ・シャリテ・シュール・ロワール市で開催される弦楽音楽祭や南仏アルデッシュ地方の『ル・クール・アン・ミュージック(音楽の心)』などにも参加。フリードリッヒ・ヴィルヘルム・ムルナウ、エルンスト・ルビッチ、バスター・キートンなどの無声映画作品の音楽を手掛けたこともある。

プロ・クァルテット=ヨーロッパ室内楽センターの推薦により、2005年からはパリ国立高等音楽院でイザイ弦楽四重奏団の指導を受け、またヴァレンティン・エルベン、ヴァルター・レヴィン(ラサール弦楽四重奏団)、アルテミス・カルテットなどにも師事する。さらに、クリストフ・コワン(モザイク・カルテット)、マーティン・ロヴェット(アマデウス弦楽四重奏団)、ジャン・ムイエール(ヴィア・ノヴァ弦楽四重奏団)、フランソワ・サルク、ターリッヒ弦楽四重奏団から度々助言を受けている。フランス政府直轄のキュルチュールフランス及びプログラム・デクリックの後援を受けているが、最近ではフランスの銀行バンク・ポピュレール・グループ財団の奨学金を受ける。

ヴォーチェ弦楽四重奏団のメンバーは、フランス・ミュージック(ラジオ・フランセの音楽専門チャンネル)に定期的に登場。『クラシックのキャバレー』『理想的な火曜日』『巨匠たちの宮廷』『繊細な弦たち』といった番組に出演している。海外ツアーも、すでに中央アメリカを訪れており、2007−2008年のシーズンには北アフリカを予定。そして2008年1月初来日ツアーを予定している。今後ますますの活躍が期待される気鋭の新星。

メンバー・プロフィール
 
   

サラ・デイヤン Sarah Dayan (ヴァイオリン)

ブローニュ・ビヤンクール音楽院において、アニエス・ルヴェルディ、ジャック・ゲステム、オルタンス・カルティエ=ブレッソンのもと全課程を修了。ヴァイオリンと室内楽でプルミエ・プリを得た後、パリ国立高等音楽院に入学、オリヴィエ・シャルリエに師事。ヴァイオリン(2003年)、室内楽(2005年)の全課程を優秀な成績で修了。2004年サン・ジャン・ド・リュツ市で開催されたモーリス・ラヴェル国際アカデミーにおいて優秀賞及び室内楽でライオンズクラブとロータリークラブ賞を受賞。2001-2002年エラスムス奨学制度による交換留学生としてブダペストのフランツ・リスト音楽院に学び、ゲザ・カパスに師事。また、アニック・ルーサン、ジャン・ムイエール、ピエール=ロラン・エマール、ミカエル・エンツ、ダリア・オヴォラ、グザヴィエ・ガニュパン、ペーテル・チャバ、ジャン=ジャック・カントロフ、レジス・パスキエ、クリストフ・ポワジェからも度々助言を受ける。室内楽では、サン・ジャン・カップ・フェラ市の音楽祭、スペインのバジャドリッド市のサンタ・セシリア音楽セミナー、アルルのソワレ・ミュージカル、デュルフィの『ミュージック・ダン・シエクル(ある世紀の音楽)』等の音楽祭に招待されている。2004年にヴォーチェ弦楽四重奏団を結成。現在、パリ国立高等音楽院に在籍。

 
 
   

セシル・ルーバン Cecile Roubin (ヴァイオリン)

1983年生まれ。7歳のときにエク・サン・プロヴァンス音楽院で音楽の勉強を始め、ソフィー・バデュエルのクラスでヴァイオリンを学ぶ。同音楽院ではすべての課程に在籍する。2000年にジャック・ゲステムに出会い、いくつかの講習会で指導を受ける。2001年、満場一致の優秀な成績でヴァイオリン及び室内楽(ピアノを含む三重奏)の全課程を修了。その後、パリ国立地方音楽院に進学、ヴァイオリンをシュザンヌ・ジェスネール、室内楽をポール・ブフィルのもとで学び、2003年に満場一致でプルミエ・プリを得る。ブローニュ・ビヤンクール音楽院でクリストフ・ポワジェに師事、2005年に満場一致及び特別賛辞付きでプルミエ・プリを得る。パリ国立地方音楽院では、ポール・メイエ及びエリック・ルサージュのクラスで室内楽(ピアノを含む三重奏)の指導を受ける。2004年にヴォーチェ弦楽四重奏団を結成。2005年にパリ国立高等音楽院に入学、ミカエル・エンツのクラスに在籍中。

 
 
   

ギヨーム・ベケール Guilaume Becker (ヴィオラ)

1988年にボルドー音楽院のピエール・ルフェーブルのクラスでヴィオラを学び始める。1998-2000年にかけて、ヴィオラと室内楽でプルミエ・プリを得、またボルドー市名誉賞を得る。タッソ・アダモプロスのもとで研鑽を積むため、パリ国立高等音楽院に入学、ジャン・シュレムとレイモン・グラタールのクラスで学ぶ。室内楽に強い興味を持ち、アタール・アラッド、ヤン・ターリッヒ(父子)、ウラジミール・メンデルスゾーン、ミカエル・エンツ、ダリア・オヴォラ、ウラジミール・ブハッチ、ジェシー・レヴァイン、ジャン・ミイエールといった巨匠たちのアドバイスを受ける。2003年同音楽院の全課程を修了、満場一致でヴィオラのプルミエ・プリを得る。アンサンブル・アド・ノヴェムのメンバーとなり、また、アンサンブル・アンストリュマンタル・ラクリメを創設。ミシェル・アザマ作『アステカ』(演出カンタン・ドゥファルト)の音楽を担当。また、ムルナウ、ルビッチ、バートンらの無声映画の音楽を手掛けたり、ブライアン・ジュベール、グウェンダル・ペイゼラ、サラ・アビトボル等のフィギュアスケート選手たちに協力するなど、幅広い音楽活動を展開。2003年からは『ル・クール・アン・ミュージック(音楽の心)』音楽祭の音楽監督となり、毎年夏の2週間南フランスのアルデッシュに50名の若い音楽家たちを集めている。2005年にヴォーチェ弦楽四重奏団に参加。使用楽器はエムリック・ギヤール(2005年)。

 
 
   

ジュリアン・ドゥコワン Julien Decoin (チェロ)

エリック・ピカールの指導のもと、オーセールでチェロを始める。1995年にブローニュ・ビヤンクール音楽院に入学、グザヴィエ・ガニュパンのクラスでチェロを、オルタンス・カルティエ=ブレッソンのクラスで室内楽を学び、いずれも満場一致のプルミエ・プリを得る。エレーヌ・ドートゥリのもとで1年間学んだあと、2000年にパリ国立高等音楽院に入学、ミシェル・シュトロースのクラスでチェロを学び全課程を修了、満場一致でプルミエ・プリを得る。サン・モールにおいてクレール・ジアルデリに師事する予定。これまでに数々のマスタークラスや講習会に参加、フランソワ・サルク、イザイ弦楽四重奏団、エドモン・バルト、フィリップ・ミュレール、アンリ・ドゥマルケットらの指導を受ける。オーケストラの経験が豊富で、2004-2005年にかけては、パリ国立高等音楽院管弦楽団の首席を務め、現在はヨンヌ室内管弦楽団の首席奏者である。ヘスス・ロペス=コボスやエマニュエル・クリヴィヌが指揮するフランス・ジュネス・オーケストラに3年間参加。エキストラ奏者としてパリ管弦楽団、リール管弦楽団、ブルゴーニュ・カメラータなどにも出演、ブーレーズ、カサドゥシュ、チョン、ナジ、プラソンなどの指揮で演奏する。これまでにアンヌ・ガスティネル、ガリィ・ホフマンと共演、フランソワ・サルクとも定期的に共演している。2005年からヴォーチェ弦楽四重奏団に参加。同年、ラ・シャリテ・シュール・ロワール市で弦楽音楽祭を創設する。

 
 

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