フェルメール・クァルテット Vermeer Quartet 
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シュミュエル・アシュケナージ ヴァイオリン (写真左)
Shmuel Ashkenasi violin  
マティアス・タッケ ヴァイオリン (写真中央右)
Mathias Tacke violin  
リチャード・ヤング ヴィオラ (写真右)
Richard Young viola  
マーク・ジョンソン チェロ (写真中央左)
Marc Johnson cello
Photo by Scott Walstrom

 

オランダの画家ヨハネス・フェルメールの名を冠して、1969年にカザルスやゼルキンがこよなく愛したアメリカの室内楽の聖地<マールボロ音楽祭>で結成。以来、世界各地で演奏を重ね、最も優れたクァルテットのひとつとして国際的な地位を獲得する。プエルトリコのカザルス・フェスティバル、マールボロ、タングルウッド、モーストリ−・モーツアルトなど国際音楽祭に多数出演。シカゴを本拠地とし、1984年からパフォーミング・アート・シカゴのレジデントを務めている。教育者としての評価も高く、1970年より北イリノイ大学のレジデントであり、教授として後進の指導にもあたっている。また英国マンチェスターの王立音楽院では定期的にマスタークラスを開いている。

レパートリーは実に幅広く多岐にわたる。新作の委嘱・初演にも積極的で、多くの作品が彼らに捧げられている。録音は、ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集をはじめ、シューベルト、ドヴォルザーク、メンデルスゾーン、ブラームス、チャイコフスキー、ヴェルディなど、納得ゆくまで丹念に練り上げられて完成された素晴らしい作品群がある。『レコード芸術』第24回リーダーズ・チョイスにおいて<ベートーヴェン弦楽四重奏曲全集>が、またワーナー・クラシック・ベスト100には<シューベルト:「死と乙女」>が選ばれている。<ハイドン:十字架上のキリストの最後の7つの言葉>はグラミー賞にノミネートされて全世界で放送され、クラシック・ファンだけでなく多くの人々に聴かれている。ボリス・ベルマンと共演の<ショスタコーヴィチとシュニトケのピアノ五重奏曲>もグラミー賞にノミネートされた。2005年7月にリリースされた<バルトーク弦楽四重奏曲全集>は各誌で絶賛され、売り切れ店も続出している。

 アメリカをはじめ、ヨーロッパ各地へも演奏ツアーで毎年のように訪れ、近年はシラキュースとクリーブランドでベートーヴェン弦楽四重奏曲の全曲演奏を行った。秘密のベールを脱ぎ、日本のファンを驚嘆させた1996年の初来日以来、1999年、2002年、2005年と4度来日公演を行っている。

現在も世界各地で数多くの演奏会が開催され聴衆を熱狂させているが、2007年12月にクァルテットとしての引退・解散を決意。2007年9月のツアーが日本での最後のステージとなる。


 

■批評から


「暖かく柔らかな響き、柔軟かつ正確なテクニック、完璧な解釈、そして何よりも豊かな感性と繊細なフレージングに圧倒される。」…ジャーナル・ド・ジュネーブ

「バランスのとれた音色と、非のうちどころのない完璧な音程がもたらす神 秘!フェルメール・クァルテットの深みを極めた演奏は、石をも溶かしてしまうほど熱い。」…サン・フランシスコ・クロニクル

「この弦楽四重奏団は大地を揺るがした。…」…ジ・オーストラリアン

 
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