1946年ジュリアード音楽院の教授により結成。その明快な構成力、音色の美しさ、完璧なアンサンブル、卓抜した統一感のある演奏を特色とし、現代のクァルテットを代表する存在である。2003年はアメリカ国会図書館レジデント就任40年を記念する特別な年にあたり、ベートーヴェン全曲と現代のアメリカを代表する作曲家の作品を組み合わせた演奏会を合計12回開催した。1962年に前任のブタペスト弦楽四重奏団の後を継いで以来、国会図書館の演奏会では、1936年にガートルード・クラーク・ホイットール夫人から図書館に寄贈されたストラディヴァリウス4本をいつも使用している。この関連のプロジェクトとして、マスタークラスや教育アウトリーチを行うプログラムをカリフォルニア大学、ウォルト・ディズニー・コンサートホール等で開催。本拠地NYのジュリアード音楽院でも教授として、またレジデントとして世界各国から学びにきている若者たちに室内楽アンサンブルを振興する大きな役割を担っている。
世界各地をツアーするとともに、タングルウッド音楽祭、ラヴィニア音楽祭には毎年出演、ヨーロッパでは、ルツェルン音楽祭や、シューベルティアーデ、日本では宮崎音楽祭などにも定期的に招かれている。ベートーヴェンの全曲演奏を、NY・アリスタリーホール、東京・カザルスホール等で世界各地で行ってきたが、最近では、ボンで開催された国際ベートーヴェン・フェスティバルとデュッセルドルフのトンハレで行った。
1949年以来、ソニー・クラシカルとともに多岐にわたる録音プロジェクトを展開。創立50年記念の年には、過去の受賞名盤や未発表録音を含む記念CDを7枚リリース。往年のヒット集〈ベートーヴェン全集〉、〈シェーンベルク全集〉があり、〈ドビュッシーとラヴェルの弦楽四重奏曲〉はグラミー賞を受賞している。そして、〈バルトーク全集〉は1986年アカデミー賞を受賞するなどその栄誉は枚挙にいとまがない。
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